■ 京都のちいさな教会 − 教会の再生 − |
そこは、築70年の教会でした。
たくさんの物語をはぐくんできましたが、扉が開きにくかったり、隙間風でとても寒かったり、雨漏りがしたり…
いろんな不具合が生じていました。
そんな教会と、出合ったのは4年前。
そこから話し合いを重ね、力を合わせとうとう建替え完成にいたりました。
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■イメージスケッチ |
外装と内部のイメージスケッチです。 |
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■ 保存と再生
思い出のある会堂。その歴史を残せるものは残そうとの考えの下ですすみました。
旧会堂の床を丁寧にはがし、大切に保存。
新会堂で蘇りました。
新しいのに懐かしい、味わい深い空間に仕上がりました。
ちなみに机は、なんと音の出にくくなったオルガンです。 |
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■ セルフビルド
教会の方々に出来る事は協力していただきました。
床の色を塗ったり、壁を仕上げたり…
大変でしたけど、これから長い間お世話になる会堂の補修も自らできるようになりました。
そして、さらに深い愛着がわいたようです。
同時にコストダウンにもつながりました。 |
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■ ステンドグラス
十字架の上に輝く光の窓。
時間とともに変化する、太陽の光の色によりステンドグラスの輝きも変わります。
白い会堂に映える色…
光を反射する質感…
硝子の色にもテクスチャーにもこだわりました。
十字架はもちろん以前のものを移設しました。 |
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■ 礼拝堂
白く明るい空間、高い天井は祈りの歌声がとてもきれいに響きます。
しっくりと落ち着いた家具は以前使っていたものをきれいに磨き上げました。
聖職卓は、新しくつくりました。脚のデザインは屋根にそびえる十字架の脚のデザインを生かしました。 |
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■ 玄関ホール・集会室
明るく開放的なエントランスホール。
集会室のキッチンも、みんなで作業できるアイランドタイプ。
収納も兼ねていろので、あっという間にかたずきます。 |
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■ 牧師棟
太陽の光と風がいっぱいはいる、気持ちのいい空間です。 |
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■ 扉
無垢の木の…温かみのある扉たち。
エントランスの扉のステンドグラスは、以前の扉で使っていたものを保存し、蘇えらせました。 |
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■ あかり
空間をる照らし出すあかり、照明。
必要な照度をたもちつつ、優しく暖かな雰囲気のものをセレクト。 |
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■ ディティール
空間を引き締める、点景。
あたたかみのある、手作り感の生きるデザインにしました。 |
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屋根の上の十字架 |
窓の格子 |
気泡入り窓ガラス |
フック |
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聖餐卓
(脚部十字架と同デザイン) |
聖餐卓ディティール
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扉取っ手 |
扉取っ手 |
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Step 1 : ヒアリング |
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お話を伺い要望をお聞きします。
何に困っているのか、何が欲しいのか、何が必要か…
詳しくご要望をうかがいながら、整理しましょう。 |
Step 2 : 基本構想、スケジュール、予算計画 |
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伺いましたご要望から提案を交えながら意見交換をさせていただきます。
規模、期間、資金計画…
必要であれば検討委員会の設置などのお手伝いもさせていただきます。 |
Step 3 : プレゼンテーション・概算見積り |
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決まりました方向性に沿った提案をスケッチや図面にて、出来上がりを
イメージできる形でお見せします。
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Step 4 : 再検討〜決定へ |
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スケッチや図面から詳細を決めていきましょう。
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Step 5 : 実地設計・見積り |
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決定した方向性に沿った実地設計・見積りをさせていただきます。
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Step 6 : 施工 |
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解体工事から仕上げ工事まで、工事工程の監理をさせていただきます。
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Step 7 : 引渡し |
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検査終了後、お引渡しさせていただきます。 |
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